近畿圏の高速道路料金変更による修行への影響【6月3日から値上がり】
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6月3日から近畿圏の高速道路料金体系が変更になるそうです。
伊丹空港と関西国際空港を利用する自分としては無視できない話題です。どちらの空港も自分が自家用車で向かう際には阪神高速を頻繁に使います。その阪神高速の値上げ幅がなかなか大きくて驚いています。
阪神高速料金
現行の料金体系なら上限が930円です。家から関空(厳密にはりんくうJCT)に行くにも伊丹空港に行くにも、どちらでも930円で行けます。これが6月3日から、関空(りんくうJCT)までは1,300円【370円増】、伊丹空港までは1,120円【190円増】に変わります。なんと一気にどちらも4桁に! そして、関空に渡るには、ここに関西国際空港連絡橋820円(NEXCO西日本)と空港連絡橋利用税100円(泉佐野市)とが今まで通り追加されます。
試算してみましょう
自分がプラチナ修行で関空を利用した回数は11回です。このほぼ全てを阪神高速で往復しました。すなわち高速道路利用分を単純に計算すると、(930*2+820+100)*11=30,580円となります。これが6月3日以降になると、(1300*2+820+100)*11=38,720円となります。8,140円増し…これだけでPeachに乗れますね。
空港リムジンバス
関西国際空港方面
この値上げにより、大阪梅田ー関空を1,550円で行けるリムジンバスと差額が250円まで小さくなります。梅田なら新阪急ホテルの近くから発着なので交通の便も悪くはないです。近くには紀伊國屋書店やヨドバシカメラがあり、地下街の阪急三番街でお食事もできますし。運行時間と道路の混み具合だけ注意ですね。運行時間が自分のリズムに合えば使えるのですが…でも駐車場代が不要なことを考えるとかなり魅力的になります。
伊丹空港方面
大阪梅田ー伊丹空港を640円で行けます。なんと高速代を大幅に下回ることになります。梅田ならマルビルから乗るのが便利ですね。気軽に使えるため伊丹空港に行くときはこのバスを使うことが多いのですが、今回の高速値上げによって価値が一層増加する気がします。
電車
詳しく書くと結構な量になるので簡略に…
関西国際空港方面
大阪から向かうなら、(A)JRだけにするか、(B)JRと南海電車を併用するか、(C)市営地下鉄と南海電車を併用するか、になります。時間重視でJR特急はるか、南海特急ラピートを使うとして、Yahoo!路線情報によると…
A)1,190円+650円=1,840円(自由席)
B)180円+920円+510円=1,610円
C)230円+920円+510円=1,660円
電車は高いですね…でも南海電車には割引乗車券があり、これを使えば交通費は新高速料金より安いか少し高いくらいになります。
伊丹空港方面
大阪からなら、阪急宝塚線蛍池ー大阪モノレール乗換ですね。220円+200円=420円です。リムジンバスに比べても安く、高速道路に比べたら激安です。
まとめ
自家用車で関空や大阪空港に一人旅で向かうメリットが少なくなりますね。早朝でも深夜でも自分のペースで行き来できるのは大きいですが…値上げ幅が大きいので二の足を踏んでしまいそうです。公共交通機関の利用を促進する目論見もあるのでしょうか。残っているKIX-ITMカードプレミアム化の修行を早めるか考えないといけません。でもバス会社の運賃も改定される恐れもありますので、ちょっと注意しておきましょう。